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The Botanical Society of Tosa

土佐植物研究会

<お問い合わせ先>
TEL:090-7622-1257

2025年8月24日(日)に第618回月例会(高知市土佐山工石山)が11名の参加で行われました。

集合場所に集まっている参加者たち(大利)
集合場所に集まっている参加者たち(大利)
8月24日,9時に土佐山夢産地パークに集合した。工石山はこの日に別のイベントがあるということで,車に乗り合わせて,工石山駐車場へ向かうこととした。集まるまでの間は各々が周辺で見つけた植物の話で盛り上がりながら,最後はサンカクヅルの実の撮影会となっていた。
9時に11名が集合した後,車4台に乗り合わせ,工石山青少年の家へと向かった。青少年の家に2台を駐車させていただき,さらに残りの2台に乗り合わせ,この日のスタート地点,妙体岩の方の登山口へと向かった。
集合場所近くで実っていたサンカクヅル(大利)
集合場所近くで実っていたサンカクヅル(大利)
サンカクヅル(鴻上)
サンカクヅル(鴻上)

登山口に到着し,周辺の植物を観察しながら準備を整え,9時50分頃出発した。登山口にはヤマトウバナやヒメキンミズヒキなどが咲いており,綺麗な個体があれば撮影をしながら観察会を開始した。今回は複数のルートに分かれてそれぞれのルートに生えている植物を記録しつつ,良い個体があれば撮影した。私が担当したルートでは,妙体岩登山口から出発し,サイの河原へ向かい,ヒノキびょうぶ岩を経由し,杖塚へ戻るというルートで植物を確認した。他にも妙体岩登山口から車道沿いに下るメンバーやサイの河原から別ルートへ別れた。

出発の準備を整える参加者たち(大利)
出発の準備を整える参加者たち(大利)
標高が高いとはいえ,まだまだ暑い日だった。昼過ぎから小雨が降るという予報だったが,出発した時点では晴れ間が広がっていた。ノリウツギが咲いていたが,先日ルートの下見の際に見たノリウツギの花が満開で良かったね,と話しながら進んだ。私は最近冬虫夏草探しにはまっており,沢が近くに流れていて林床が良い感じに湿っている工石山は冬虫夏草がたくさんありそうだなと内心ワクワクしながら歩き始めた。案の定,少し進んだところでカメムシタケを見つけることができた。他の冬虫夏草も見つけたかったが,残念ながら見つからなかった。途中,ケイビランがあったが,花が咲いている個体は岩壁の上の方だったので残念ながら確認できなかった。ケイビランの葉は特徴的で見つかるが,気づくと花期を過ぎていてじつはちゃんと花が咲いているところを見たことがない。来年こそは見ようと思いその場をあとにした。道中,オオフジシダなど写真を撮りたい種類を見つけるたびにこの個体はどうかな,小さすぎるかな,などと話しながら12時前にはサイの河原へと到着した。
林床に目立つカメムシタケ(大利)
林床に目立つカメムシタケ(大利)
オオフジシダ(鴻上)
オオフジシダ(鴻上)

12時過ぎにサイの河原で昼食を済ませ,14時30分頃に青少年の家で集合と約束し,それぞれのルートに分かれた。私たちはシコクママコナやツルリンドウの花などの写真を撮りながら,杖塚へ向かった。林床に生えるアサマリンドウやコクランなどを確認し,今回は時間に余裕があったためゆっくりと進んでいった。しかし,13時頃に雨が降り始め,植物観察を少し控えめにしながら早足で進んだ。この時点で雨具を車に忘れたことに気づいたが後の祭り。

ミヤマタニソバ(鴻上)
ミヤマタニソバ(鴻上)
ヤブデマリ(鴻上)
ヤブデマリ(鴻上)
13時30分頃には雨もやみ,早足だったおかげで杖塚には早めに到着した。13時40分頃には別ルートに進んでいたメンバーたちも合流していた。杖塚ではミズタマソウの由来などを話ながら下山を開始した。登山口周辺にはサルナシがたくさん実っているのを確認した。
サイの河原を散策する参加者たち(大利)
サイの河原を散策する参加者たち(大利)

青少年の家に置いておいた車で運転手を回収してもらい,妙体岩登山口から車を回収し,青少年の家の駐車場で全員が合流,メンバーの一人が大分から買ってきてくれた飲むヨーグルトを全員で美味しいと言いながら飲み,14時40分頃には青少年の家を出発した。再度,最初の集合場所の佐山夢産地パークに集合し,この日は解散した。

〔大利卓海〕

シコクママコナ(大利)
シコクママコナ(大利)
ツルリンドウ(大利)
ツルリンドウ(大利)
サルナシに集まる参加者たち(大利)
サルナシに集まる参加者たち(大利)