2023年4月23日(日)に第591回月例会(高知市土佐山工石山)が21名の参加で行われました。
①集合した参加者 |
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車を降り,案内板の近くからツボスミレやアケビ,ニガイチゴ,ケクロモジ,カヤランなどが咲いており,参加者は一つ一つの花を楽しみながら歩いていた。この時点から先頭グループと後続グループができつつあり,結果的にこの日は何度か合流しながらもほとんど先頭グループと後続の2グループに分かれての観察会だった。登り口の近くではナベワリやミツバテンナンショウ,ツルカノコソウなどが咲いていた。
③群生するツクバネソウ |
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昼食をとったあとは,時間がおしているので頂上に行って帰ってこられるかわからないため,先頭グループと14時には引き返すという確認をし,12時10分頃には頂上に向けて出発した。下の方では葉しか残っていなかったシハイスミレも綺麗に咲いており,ツルシキミ,マムシグサなども咲いていた。13時ごろにはスギの林床でツクバネソウが群生しているところを見つけ,これはもう1週間で満開になるだろうか…といった話をしながら歩いた。
ミツバコンロンソウや,サイコクサバノオが咲いているのを発見すると撮影会が始まった。下向きに咲くサイコクサバノオをなんとか綺麗に撮ろうと各々がしゃがみこんで,膝をついてカメラをじっくり構えていた。まとまった人数が地面にしゃがみこんで真剣な表情で写真を撮る様子はいかにも植物の観察会らしかった。
④熱心に撮影する参加者たち |
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植物を見ずに歩くと杖塚まではあっという間に到着し,14時30分にはほとんど全員が揃っていた。健脚グループも45分には合流完了し,全員で登山口へと向かった。15時過ぎには駐車場に到着し,土佐山夢産地交流パーク駐車場へと戻った。次回の確認をして,15時30分解散した。
解散後に駐車場周辺を散策し,タツナミソウや大きく育ったガンピなどを観察した。〔大利拓海〕