ホンシャクナゲ
科名:ツツジ科 種名:ホンシャクナゲ
四万十川流域では、標高の高い(概ね1000m以上)岩石地に見られます。分布南限は、四万十市鍋が森(標高635m)と思われます。葉は革質で、表面は無毛で光沢が有り、裏面には、淡褐色の毛が密生します。
ホンシャクナゲの群生するほけが森山頂(標高751メートル)から、大月町の海岸線、ビロウ島(左)、沖の島(右)の展望。山名の「ほけ」は、幡多地方の方言で、「湯気」の意。山頂に、湯気の噴出する岩穴が有ることに由来します。山麓には県内で唯一、サクラツツジが自生しています。