梅雨明けの晴天に恵まれ，予定通りいの町仁淀川橋広場に大半のメンバーが7時30分に集合．打合せ後出発．途中小村神社前駅と佐川警察署横広場で待機していた人と合流．総勢33名が11台の車に分乗して久万高原町休場橋から林道へ入る．仁淀川町別枝を経由して10時に大引割駐車場に到着，梼原の中平氏と合流．12時までに黒滝山頂上へ着くように打合せて歩道に入る．大引割へは5分ほどで到着．ここで先導役の渡辺のミスで黒滝山へ向かうつもりが大引割周回コースへ入り込み，20～30分のロスタイムが発生．直ちに本道へ引き返して観察を続行．メモは松本さんにお願いした．林内の歩道はよく整備されており，ブナやミズナラなどの大木が多く気持ちが良い．しばらく進むと純林ともいえるヒメシャラの林に入った．足元一面にこの花が落下しており，急に明るくなった感じだ．林内にはヤマボウシ（写真上，撮影：鴻上）の白い花が点々と見え，足元のコケの上にはタカネマンネングサの黄色い花も見られた．黒滝山頂上付近ではコウグイスカグラの赤い実を観察．これは別名トリガタヒョウタンボク，チチブヒョウタンボクなどとややこしい記載もある木だ（高知県植物誌2009 457p）．
12時前に黒滝山頂上に着き弁当にする．午後1時すぎに出発．下山途中にシモツケのピンクの花やツチアケビの花にも出会った．やっと天狗荘からの横道に出て駐車場へ急ぐ．午後3時頃全員無事帰り，次の例会を期して帰路についた．（渡辺）
