2011年12月8日(木) 第20回特別例会(高知県立牧野植物園)が開催されました.
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山岡先生から改めての注意事項などお聞きして,普段は見られない牧野文庫へ,メモ帳は良いけどボールペンはダメ(鉛筆を貸してくれた).撮影もダメとのこと.荷物は持ち込んだらダメ(雑菌が持ち込まれるのを防ぐためらしい)という厳しい制限があり,この文庫の本がどれだけ貴重なものかということが伝わってくる.入り口でも靴の裏の汚れを取って,そこから奥は靴を脱いでスリッパに履き替えてやっと中に入れる.
蔵書は5万8千点と言うことになっているが,調べ直したら,約6万2千点もう少し増えるかもしれないとおしゃっていた.部屋の中は常時20℃,50%に保たれているとのこと.どこにも空調機は見当たらないけど,木でできた壁の間を空気が流れるようになっているとのこと.これらの本は全部牧野先生が持っていたものですかとお聞きしたらそうだとのこと.
背表紙しか見ることはできないけど,それらから内容が推測されるものもあった.百人一首とか料理や和菓子などの本もある.植物研究も,知力,財力,体力がないと出来ないことやと思った.
この蔵書いくらぐらいの価値があるのだろうかと思ったが聞かなかった(汗)
それと図書室があってこれらは一般に開放しているとのこと,HPで見てみたら詳しく書かれている.
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細かな作業大変ですが,いろんな植物が見られていいですねとお聞きすると,そうですねと若い職員が愛想よく答えてくれた.
標本は,同じ植物でも場所によっても違ってくるし,多ければ多いほど良いとおしゃっていた.
現在標本庫にどのくらいの標本があるか聞き忘れたが,これらの標本はお願いすれば見せていただけるとのこと.
そしてこの日は顕微鏡を使って,シダ植物(鱗片の違い,葉縁の観察),種子植物(線点と星状毛の観察)だった.慣れない顕微鏡だったが,先生達の指導で綺麗に見えて嬉しかった.
園内の植栽に関わる人たち,見えないところで仕事をしている方達,今まで牧野植物園と言ったら園内を見て回り展示会があればそれを見たり,ショップで買い物をするくらいだったけど,今度から図書室の本も見せて貰える楽しみが出来た.
お天気がよければ園内もゆっくり見て帰ろうと思ったが,止みそうもない雨だったので諦める.
【川村近子】