午前9時に17名が高知県立甫喜ケ峰森林公園に集合し,6台の車に分乗して現地に向かう。天気は良好。
まず河ノ川の沿にある海津美(わだつみ)神社に寄る。車を降りると車道山手側の斜面に群落のコバノタツナミが咲き誇り,またシダの先生方はシダに夢中になり前に進まない。この巨大な岩を御神体とする神社の岩には色々のシダがこびり付いているようである。ここには、オドリコソウ・コバノタツナミ・アオマムシグサ・ミズタビラコ等が咲いていた。ハコネシダ・シシラン等のシダ類があった。
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シダ好きにはたまらない |
次に西又にあるさかわの森に車を駐車させ,近くの作業道を散策する。ここには、ヒメハギ・チャボホトトギス・フタリシズカ・ヒメミヤマスミレ・ウンゼンツツジ(白)が咲いていた。シロウンゼンは高知県の自生地では西の端ではないかと思われる。
帰りに河ノ川出口で駐車し,高知県では穴内川流域でしか自生を確認されていないコツゲを見るために,穴内 川沿いに少し歩いて下る。そこには、シライトソウ・コバノタツナミソウ・ウメガサソウ(蕾)・オオミヤマウズラ等があった。
15時頃、甫喜ケ峰森林公園に帰り解散する。〔文:黒瀬修平〕