2021年2月7日(日)に第565回月例会(高岡郡佐川町加茂・大奈路,日高村江尻・柱谷)が26名の参加で行われました。
9時に集合、天気にも恵まれ今年最初の月例会だからなのか、参加者はすごく多い。
駐車スペースの制限から7台の車に分乗して、加茂の活動センターに着く。駐車場はほぼ満車状態、結構賑わっていました。地元の方々によるバイカオウレンの自生地の保護とパンフレットによるPR活動を行っており、300円の協力金を集めていました。会計の堀内さんから参加者分一括して会から拠出して頂き、9時30分に出発。林道沿いでヤブツバキの花や蕾のトウオガタマ、ルリミノキ、カナメモチなどの樹木とエダウチホングウシダ、キジノオシダ、シュンラン、ミヤマウズラなどの草本類を観察しながら歩き、約20分で現地に着く。家族やグループで見学の方も多く来ていました。
バイカオウレンは植林の林床一面、雪が降ったように真っ白。花盛りでした。散策路を歩きながら思い思いに観察や撮影を済ませて駐車場に戻り、11時30分に次の目的地・大奈路に向かいました。大奈路でもバイカオウレンの花は満開。他にシダや樹木を観察してお弁当・・・の予定でしたが、トイレがないので日高村運動公園に行くことにしました。
12時30分に大奈路を出発。運動公園にて昼食を摂り、13時30分に出発、錦山ゴルフ場の東側入り口付近のアオイスミレや仁淀川沿いのスズシロソウを観てきました。アオイスミレは2週間前の下見のときにも数輪咲いていて、もっと花があると期待していたのに・・・ハズレ。状況はほぼ変わらず、ショボい花が幾つか観られた程度でした。スズシロソウの自生地周辺では、県道の拡張工事が進んでいて、生育場所の法面が削られないかと心配したのですが、何とかセーフのようです。スズシロソウはまだ蕾の状態でした。それでも、法面保護ネットから顔を出してたった一輪だけ!ほんのり淡いピンクの花を咲かせていました。
15時過ぎに仁淀川河川敷に戻り、解散となりました。ぽかぽか陽気のなか、あちこちの散策ウォークで終わった一日となり、物足りない例会だったのではと少し反省しています。
(細川公子)