2021年10月24日(日)に第573回月例会(高知市三谷)が20名の参加で行われました。
第573回月例会 |
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10時過ぎに遅れていた会員と合流し,棚田周辺を調査した.サワヒヨドリやワレモコウ,リンドウの花が観られ,田んぼの畦や法面は草原性の植物が多い反面,稲収穫後の田んぼそのものは植物が以外に少なく,期待外れだった.
11時25分に車道から三谷観音へのミニ八十八か所の歩道に入る.コバンモチ,カナメモチ,リンボク,カクレミノ,カンザブロウノキなどの樹木とナンカイイタチシダ,オオイタチシダ,オオカグマなどシダの観察をしながら歩き,12時に三谷観音に到着.丁度昼食の時間だったが,これも私の最初のオリエンテーションでは「駐車場所あたりで昼」と言っていたため,弁当を車に置いてきた人が数人いて,12時半ごろ2ヶ所に分かれての昼食となった.昼食後,13時30分過ぎに棚田下から秦泉寺側の狭い旧車道を鉄塔まで歩く.オカスミレ,コバナ型フデリンドウ,タキユリ,ムサシアブミなどが観られた.しかし,気になっていたハヤマシダは以前生えていた場所を探したが見つからなかった.14時47分に現地解散となった.
今回は観察開始時間が1時間ずれて始まったため,最初の予定どおりには進行できなかったことを大いに反省.高知市の里山へのアクセスや駐車場所など少人数の場合はあまり問題ないのだが、月例会の場合,コロナの関係や近場ということで,ほぼそれぞれの車で参加するため車列が長くなり,広い駐車スペース,トイレの確保が難しいなど課題である.〔細川公子〕